中上登さん没後20年 記念イベント
「みやけまちづくりの会」にて、中上登さん没後20年 記念イベントが開かれました。
中上登(なかがみ のぼる)さんとは;
三宅町で活躍されました。石見に住んでおられました。
現在・町の花となっている「あざさ」の普及をはじめ、屏風が出身の忍性菩薩を周知するための会を起こし、子どもたちが本に親しむ機会を作るために石見文庫を始められたなど、三宅に密着したさまざまな活動の創始者です。
今回、中上登さんにゆかりのある人たちが集まりました。まずは勢井さん(中上登さんの活動を書かれました)の話があり、その後、ゆかりのある人達(息子さん、石見文庫から植田さん、愛の花あざさの会から佐々木さん、石見の北浦さん)をまじえて、対談という形で開催されました。
参加された他の皆さんからも、中上登さんの思い出話がいろいろと聞くことが出来ました。
「無いものねだり」ではなく、「あるもの探し」の視点で、三宅の魅力を見つけ、さらに発信しく活動をされた人物で、我々のようなボランティアグループの活動の先駆者でもある人だということがわかりました。
また他にも印象に残った話としては、「中上先生は生きつくされた。充実した人生を生きるということは可能かもしれないですが、それ以上に『生きつくされた』と、亡くなられた後のご遺体を、医科大学に献体するということを遺言で決めておられた」というものがありました。
様々な話が、参加された人々の心にも残ったことと思います。
講師を受けて下さった勢井さま。中上先生のご子息さま、ありがとうございます。
また参加下さったみなさま。
地元の有志・裏方として動いてくれたボランティアの方々、社協のかた、役場のかた、ありがとうございます。
Special Thanks to Mr.Hiraoka
※当日の講演の資料となった勢井美世(せいみよ)さんの冊子は、みやけ交流まちづくりセンター MiiMoの図書室に置いてあります。
ご一読下さい