コチラのサイトより引用
社会
助け合うまちに 朝市や里山広場などの活動紹介 - なら小地域福祉活動サミット

地域住民が主体となった県内福祉活動の実践者らが集う「第12回なら小地域福祉活動サミット」(県社会福祉協議会主催、奈良新聞社など後援)が2日、奈良県橿原市大久保町の県社会福祉総合センターで開かれた。福祉関係者や市民ら約300人が参加し、講演や分科会を通じて知識を深めた。
今年のテーマは「人とふれあう、地域で支え合う」。琴平町社会福祉協議会の越智和子会長が「いま、改めて『地域のくらし』を見つめなおす〜琴平の地域福祉実践から〜」と題し基調講演。四つのテーマで分科会があり、県内各地の活動報告や意見交換を行った。
第1分科会では、「暮らしの彩りを豊かにする、地域福祉活動が持つ魅力」をテーマに県内3地域の活動が発表された。
桜井市の「おせっかいクラブ はせ・さん・さん」は月に一度、地域の問題や課題について話し合う「井戸端会議」や毎年11月に開く地域住民の集いの場「さんさんマーケット」などを紹介。「みんなで知恵を出し合い、楽しみながら助け合いの輪を広げていく」と話した。
三宅町の「みやけまちづくりの会」は毎週日曜日の「朝市」などを紹介。「細く長く活動を継続していく」とし、御杖村の「きりかぶの里」は異年齢層が集う里山広場「きりかぶ広場」など、自然を生かした活動を「次世代につなげていく」と話した。